こんちは。
うどん整備士です。
整備士をしているとよくあることなのですが同じ車種の修理が続くことがありますよね。
この前もバモスのラジエーターファンの修理がありましたね。
今回もバモスの修理が入庫いたしました。
。
お客様来店理由
駐車場にシミができて
なんか漏れとる気がするんだよ
そうですね。
エンジンオイルが漏れ出ているようなので
詳しく点検してみましょう。
このバモス駐車した後に地面に必ずオイルが落ちているそうです。
これは結構な量のオイル漏れを起こしているようですね。
それでは診ていきましょう。
車両情報
車名 ホンダ バモス ターボ
型式 LA-HM1
初年度登録 平成17年
オイル漏れ確認
まずはオイル漏れ箇所の確認。
ジャッキアップして下からのぞくと…。
エンジンを始動して30秒ほどでこれだけ滲んで来てます。
オイル漏れはオイルポンプの出口からターボにつながっているオイルパイプ付け根のブラケットからで間違いないですね。
それでは部品図をみていきましょう。
修理内容
まず図の15番のOリングがダメになっているので15番のOリング。
16番のOリングも取り外すので16番も必要ですね。
そしてターボのオイルパイプ、図の21番ワッシャーは再利用不可なので2枚。
これだけで行けますね。
交換手順
ユニオンボルト外してOリング交換だけなのでサッと終わりますね。
14ミリユニオンボルトを外し、
オイルパイプを曲げないように30ミリユニオンも外すと…。
取り外したOリングはプラスチックのように硬化しており、パキパキと折れてしまいました。
Oリングを組付けすべて組付けてモレチェックを吹き付けオイル漏れの確認。
漏れなし!修理完了です。
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オイル漏れを放置してはいけない
今回のバモスはお客様が早めに気が付き、重大な故障にはつながりませんでした。
このままオイル漏れに気がつかず乗り続けていると、ターボのブローやエンジンの焼き付きを起こしていた可能性もあります。
自動車を動かした後、地面に何かシミが出来てませんか?
そういった場合一度、自動車整備工場で点検を受けてみてください。
大きな故障は未然に防げるものがほとんどです。
故障に気が付いたとき
また、こういったトラブルで車が動かなくなった、車から変な音がして動かすのが怖いとき
無理に動かそうとせず、ロードサービスを呼んでください。
近頃は自動車保険にロードサービスが付帯している商品も多いです。
もしロードサービスが付いていない、または保険料が高い等、自動車保険に不満がある方
一度自動車保険一括見積もりサービスで保険を比較してみませんか?
納得いく自動車保険が見つかるかもしれません。
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