整備士がおススメする買い足すべき工具!

整備士がおススメする買い足すべき工具! 工具・用品

皆さん整備士になって最初に↓のような工具セットを購入すると思います。

このぐらいのセットがあれば会社の共用工具と合わせて車検等の基本的な仕事はできると思います。

しかし、狭いところやアプローチしにくい場所が出てきて時間がかかってしまうことに気づいてきます。

そんな時に、役立つ買い足すべき工具について自動車整備士歴10年、検査員歴6年のうどん整備士が独断と偏見で紹介します。

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京都機械工具(KTC) フレックスヘッドソケット 

京都機械工具(KTC) フレックスヘッドソケット

このフレックスヘッドはセットには絶対に入っていない工具です。

ソケットレンチが入らない所やメガネレンチの角度が合わないところなどに重宝します。

このフレックスヘッドソケットは、首振り機構によってソケット部が自在に動きます。そのため、ハンドルをL字形に曲げれば強い力をかけられ、立てればドライバーのように早回しできます。また、12角ソケットになっているので、レンチのかけ直しが早く、尚且つ強いトルクがかけられます。

このフレックスヘッドソケットは、エンジンルームや足回りなど、狭いスペースや複雑な形状の部品にアクセスする必要がある場合に非常に便利です。特に、8mm×10mm、12mm×14mm、17mm×19mmの3本は所有していると効率が上がること間違いないです。

私自身フレックスヘッドにはかなり助けられています。

下のAmazonリンクでも購入できるので部品屋さんより安いかもしれません。
このフレックスヘッドソケットは、自動車整備に欠かせない便利な工具です。ぜひ一度お試しください。

8m×10m

12m×14m

17m×19m

Pro-Auto ダブルフレックスロックギアレンチ4本組

Pro-Auto ダブルフレックスロックギアレンチ4本組

恐らく、セット以外で初めて欲しくなる工具はギアレンチではないでしょうか?

首振り機能の有り無しで悩みますよね。

首振りがないとアプローチしづらい。

しかし首振りのせいで掛かりが甘くなり滑るのも考え物。

そこで私はPro-Auto ダブルフレックスロックギアレンチ4本組をおススメします。

このダブルフレックスロックギアレンチは、ギアレンチの便利さと首振り機能の安定感を兼ね備えた高機能な工具です。

ギアレンチは、送り角が5度と狭く、ギア刃数が72枚と多いので、ほとんどかけ直しの必要がありません。また、本締めも可能な強度を持っています。

なんといっても首振りロック機能がついているのがありがたい!

首振り機能は、ワンプッシュでロックでき、15度ずつ12段階で角度を固定することができます。

これにより、ふり幅が制限されるような狭い場所でも確実にボルトを回せます。

エンジンルームや足回りなど、狭いスペースや複雑な形状の部品にアクセスする必要がある場合に非常に便利です。

特に、8mm×10mm、10mm×12mm、12mm×14mm、13mm×17mmの4本の出番は多く持っていると効率があがりますね。

私はギアレンチで本締めはおススメしませんが、それだけ強度に自信があると言うことでしょう。

私は上で紹介しているフレックスヘッドソケットで緩め、このフレックスロックギアレンチで早回しと言う使い方をしています。

ギアレンチの中では一番のおすすめです。

PB Swiss Tools 無反動ハンマー 

PB Swiss Tools 無反動ハンマー

この無反動ハンマーは、PB Swiss Toolsというスイスの老舗工具メーカーが製造している高品質なハンマーです。

このハンマーの最大の特徴は、ヘッド内部にドーナツ状の鉄製ディスクが内蔵されていることです。このディスクが反動を打ち消し、打撃力だけを対象物に伝えます。

そのため、300グラム程度の軽量なハンマーでも驚くほどの威力があります。

また、手に衝撃が返ってこないので、手首に負担がかかりません。

長時間の作業でも疲れにくく、安全性も高いです。

このハンマーを初めて使った時は本当に驚きました。

ハンマーに8,000円近く出すのは抵抗感がありましたが本当に買って良かったそう思えるハンマーでした。

内部の稼働するワッシャーで衝撃を確実に伝え、かつ反動を打ち消し手首に負担が無く痛めることがないです。

このハンマーは、柔らかく傷つきやすいものから硬く頑丈なものまで、幅広い用途に対応できます。

好みに応じてグラスファイバー柄や木柄や銅ハンマーなどいろいろあるので選べるのもすごくいいですね。

この無反動ハンマーは、作業効率と快適さを追求した優れた工具です。ぜひ一度お試しください。

京都機械工具(KTC) クリップクランププライヤー

素早くバンパーやアンダーガードのクリップを外すためにはクリッププライヤーが必要です。

マイナスドライバーでも外せますが、破壊してしまうことも多々あります。

このクリッププライヤーは価格が少し高くちょっと考えてしまうかもしれません。

しかしクリップの外しやすさは安物と比べると段違いにスムーズです。

トヨタやホンダの大きめなクリップは外した後に再度挿入しようとすると広がってしまっていて入りません。

そこでこのクリッププライヤーを下図4のように挟み込んで挿入することで再利用も難なく出来るようになります。

色々なメーカーのクリッププライヤーを持っていますが、私の中ではKTCのクリッププライヤーが一番使いやすいです。

クリッププライヤーとクリップリムーバーは整備士であれば必ずもっている工具です。

両方買っておいて損はないでしょう。

先端の角度に種類ががあるので好みに応じて使い分けましょう。

シグネット 可変プライバー

シグネット 可変プライバー

あなたは、自動車整備で狭いスペースや複雑な形状の部品にアクセスするのに苦労したことはありませんか? 一般的なプライバーでは角度が合わずどうしようか…と悩むことも多いでしょう。

そんなときに役立つのが、このシグネット 可変プライバーです。

このプライバーは、アゴの角度が自由自在に調整できる画期的な工具です。

ギアクラッチを押すだけで、作業に応じた角度に簡単に変えられます。そのため、どんな場所でもスムーズに作業できます。

この可変プライバーは、伸縮機能付きなのも嬉しいポイントです。

長さが340mmから470mmまで調節できるので、手の届きにくい部分や力が必要な部分でも対応できます。また、六角軸径は13mmとしっかりしており、強度も抜群です。

この可変プライバーは、シグネットというスイスの工具メーカーが製造しています。
シグネットは1990年に「SIGNAL NETWORK」をコンセプトにブランドネームが付けられたメーカーで、世界中のプロフェッショナルから高い評価を得ています。
実際に同僚からの感想は高評価です。

  • 「トラックのリアハブオイルシールはがしも一瞬で出来て感動した」
  • 「軽自動車のベルト調整に普通のプライバーは角度が合わずどうしようか…。なんて時に、可変プライバーは角度調整できるので簡単にベルト張りが可能」

安すぎると不安なんだけど、KTCとかスナップオンは高くて…。
なんて人にシグネット可変プライバーはおススメです。

何本もバールを購入する必要がなくなりますね。

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